今日はフリー株式会社です。 今日はフリー株式会社の社内環境のアクセシビリティについてフリーの取り組みを紹介しようと思います。 まず、私の自己尾紹介です。やまあると申します。 フリー株式会社では、デザイナーとしてフリー社内で使用するデザインシステムの整備をする傍らリリースされる製品のアクセシビリティを高めるための仕組みづくりや 社内での啓発活動を進めています。 私たちフリー株式会社は、「スモールビジネスを、世界の主役に。」をミッションに、スモールビジネスのアックオフィス向けのアプリケーションを提供しています。 フリーのプロダクトは「だれもが自由に経営できる統合型経営プラットフォーム。」であることを目指しています。 これはスモールビジネスの経営者はもちろん、従業員、ビジネスパートナーといったあらゆる立場でスモールビジネスに携わる、 すべての人が障害などを理由にフリーの製品を使えないということがないようにしたいということでもあります。 そのため、フリープロダクトチームでは、 「フリーアクセシビリティ・ガイドライン」 を制定してリリースされる製品がアクセシビリティの高いものとなっていることを目指しています。 さて、フリー株式会社の中には、全盲の視覚障害を持つ従業員をはじめとして障害の当事者であるメンバーも勤務しています。 そこで、社内の環境のアクセシビリティも重要となってきます。 フリーでは、例えば社内の設備にはいたるところに点字のラベルが貼られていたり、現在移転準備中の新しいオフィスでも障害者の就労を前提としたオフィス空間の設計が行われています。 今回はこういった取り組みの一例として、社内のメンバー向けのイベントでのアクセシビリティについて社内イベントの企画・運営に携わっている成田からご紹介します。 フリー株式会社の成田と申します。 ムーブメント研究所というビ所に所属しておりまして、社内のカルチャー浸透におけるあらゆることをやってますっていう感じなんですけど、 主には社内イベントの企画運営ですとか、社内でやっている取り組みの外部発信ですとか、、福利厚生とかノベルティ制作とかそういったことを担当しています。 ここからは、社内におけるアクセシビリティというところで、今回は会社イベントにフォーカスして、ご紹介させていただければと思います。 先ほど、フリーのミッションについては紹介があったと思うんですけれども、フリーの中にはメンバーにおける価値基準っていうものがあります。 こえは一般的なコーポレートバリューに該当するものになっているんですけれどもちょっとこれだけで話してしまうとかなり時間をいただいてしまうので、 今日は一つだけご紹介させていただきたいと思います。フリーには「ムーブメント型チーム」という考え方がありましてメンバーに必ず持っていてほしいマインドというところで設定しています。 中身としては、ミッションに共感して集まった仲間たちが自律的なアクションを起こすということでその熱狂が伝播することによって、 より良い相乗効果をもたらすということですけれどもそういったところで、自身の業務だけじゃなくて、誰かの思いとかやりたいことに共感して、 みんなが寄ってたかって集っていくっていうのが文化としてあります。かいしゃのイベントにおいてもみんなのやっていきとかを高めるために、 ムーブメントが起きやすい設計というところを、すごく意識して作っています。具体的にってところなんですけれども、 会社イベントの中では特に意識している部分っていうところはいくつかあるんですけれども、アクセシビリティにおいては、いくつかプロセスの中に組み込んでいます。 一つ目は、フリーって、本当にゼロからコンセプトを考えて、 今年のメンバーにおいてどういう体験を届けたいかというところをかなり作りこんで会社イベントっていうものもやっているんですけれども、 コンセプトが決まり始めてきたタイミングというところであらかじめアクセシビリティという観点において関係する人とか、 そうい知見をもっている当事者のメンバーといったところに何となく方向性、抽象的ではあるものの、 こういうことを考えているよという方向性を頭出しするっているところをまず一つプロセスの中に組み込んでいます。 そこからイベントがわりと固まってきたタイミングというところにおいては、全体設計のプロセスの中でもアクセシビリティチェックっていうところを加えていて、 そこも当事者のメンバーですとか、知見を持っているチームのメンバーっていうところにも共有して、どういう形で実現させていくかっていうところを 一緒にチェックしていくっていう工程を加えています。 具体的にやっていきたいこととしては、いくつかあるんですけれども 一つ目は、社内イベントでは映像と使うケースも多いんですけれどもシーンの描写ですとか、 あとはセリフの書き起こしというところを必ず設定するようにしています。動画の流れるタイミングと、 その書き起こしをしたテキストを共有するタイミングというところも司会のメンバーから「コメントに流します」とか、 そういった共有をしてもらった後にドキュメントを流すというふうにしたりですとかちゃんと届けたい相手に届くようにというところを試行錯誤しながらやっております。 他にも、オンラインイベントだとメンバーの自宅に何か届けたりするケースも多くあるんですけれども、 その際には、発送するものに点字シールを貼ったりですとか、ただ貼るだけではなくて、例えばカレンダーを送ったっていうこともあったんですけれども そこには何月に何が書かれているかだけではなくて、そのストーリーが分かるような表記っていうのを工夫して点字で入れたりですとかそういった、 イベントを一緒に楽しめるためにどういう文字にするのがいいのかっていうのをチームで工夫しながらやっております。 それがまだ完全だというふうには全く思っていなくて、まだまだ試行錯誤しているというところではあるんですけれども、 みんなで力を借りながら工夫しているっていうのが正直なところです。 最近のイベントの中で結構大きなトライというか、学びになったなと思っている部分としては去年の忘年会で、 オンライン忘年会という形でメタバースを使った忘年会をやったんですけれどもメタバースって、それこそ仮想空間にみんなが入ってバーチャルで同じ場所に集まって楽しむ体験というところって、 結構、視覚に左右される部分っていうのも多いところなので実際にどのように実現させていくかっていうところがあったんですけれども その際には事前に先ほどのアクセシビリティチェックの過程の中で実際の当事者のメンバーにアプリでログインしてもらうっていうところを一緒にトライアルしていく、 ということをやりました。実際、やってみると、やはりまだまだ懸念点を払拭しきれなかったりとかログインして一緒に楽しむっていう体験は難しいところが そのタイミングでわかったんですけどじゃあそこから、どういうふうに一緒にやっていくかっていうところで、実際には当日はオフィスに出社していただいて、 チームのメンバーと一緒に参加していただくっていう形をとりました。 そうすることによって、一緒に煮るメンバーが今どういう状況か、とかの説明をしたりですとか起こっていることっていうのを 一緒に盛り上がりながら体験していただくっていう形で、今回は開催しました。このように、フリーではムーブメント型チームの一員として みんなが参加できるようなイベントづくりというところに注力をしています。 組織も大きくなってきて、多くの人がいる中ではみんなが同じ体験をするっていう中で結構難しい場合っていうものもあるんですけれども それを実現するために立ちはだかる障壁という部分ですとか理想とのギャップというところを埋めていくために日々考えながら挑戦し続けていきたいとおもいます。 このように、フリーでは多様なメンバーが働けるような社内環境の整備を進めています。 今回紹介したように、フリーで共に働くメンバーが障害などを理由にムーブメントに取り残されてしまうことがないよう、一人ひとりに向き合いながら創意工夫を重ねていくことが重要だと考えています。 昨年からは、フリーに新たに所属するすべてのメンバーに対してのアクセシビリティの研修もスタートしました。これはアクセシビリティという考え方を紹介して なぜフリーでアクセシビリティに取り組んでいるのかそして、一人一人が具体的にどういったアクションをとればいいのかを解説するような内容となっています。 製品開発に携わるメンバー向けには、より詳しく技術的な内容の研修も行っています。これらの研修の動画は、YouTubeに公開しておりますので、 ぜひご覧いただき、またご活用いただければと思っております。来月6月3日には、開発メンバー向けの研修動画のオンラインパブリックビューイングのイベントも開催予定です。 こちらもよろしければご参加ください。フリーでは、だれもが自由に市全体に経営できる統合型経営プラットフォームを開発しています。 スモールビジネスに携わるすべての人が、自由に自然体に、そして世界の主役になっていけるそんな世界が実現することを目指しております。