(板垣さん)次はクラスメソッドさんによるスポンサーセッションスポンサースペシャルトークセッション スーパーシティ時代を見据えたダイバーシティ推進を考えるです。 ダイバー推進室長の魚見 賢太郎さんと (魚見さん)こんにちは。 (板垣さん)CX事業本部マネージャーの持田 徹さんにお話をお伺いします。 (持田さん)こんにちは。お願いします。 (魚見さん)よろしくお願いいたします。 (板垣さん)二人とも、よろしくお願いします。 (皆さん)よろしくお願いします。 (板垣さん)持田さんはアクセシビリティの祭典では、本当に毎年チームアイコラボとしてもご協力いただいております。 魚見さんは今回初めてのご参加と言うことで、ダイバーシティー推進室のどのような活動をされているのか 魚見さんからお話しいただこうと思います。よろしくお願いいたします。 (魚住さん)お願いします。改めましてクラスメソッド株式会社、ダイバーシティー推進室長の魚見と申します。 本日はよろしくお願いします。 まず、私たちのダイバーシティー推進室を、お伝えする上で簡単な会社概要をお伝えしたいと思っています。 またお断りですが私自身が、アクセシビリティに関してジストニアという病気を、首にようしておりますので、 首を抑えながらお話ししていることを、どうか予めご容赦いただければと思います。 では、皆さん今、画面共有でご覧いただいてると思うんですけれども、 会社概要ですね。クラスメソッド株式会社ということで設立が2004年7月7日、資本金が1億円で役員構成が記載とおりになっています。 グループで大体、今500人位になってきておりまして、それが、けっこう最近では増えてきております。 韓国にも事務所ができておりまして、画面をスライドしています。事業内容としましては、クラウドに関するコンサルティング、 設計、構築、運用、その他、サーバレスアーキテクチャー ビックデータ、モバイルアプリケーション、マーケティング、システム構築、 カスタマーストーリー、アマゾンアレクサのコンサルティング等々行っています。 事務所は国内に記載の通りですけれども、1234567カ所。そして海外には、ご覧の通りで12345カ所あります。 デベロッパーズIOというエンジニアの皆様にとっては、おそらく1度はご覧になってるのかなあという ブログサイトや最近ではカフェ、そしてZennという、またこれも、有名なブログサイトもジョインいただいて、 皆で、ビジネスを盛り上げています。関連会社として記載のとおりでしてプリズマティクス、ネックストモード、アノテーション、 アンダースコア、その他海外に5つの会社が存在しています。 お客様の一覧については割愛しますが、多くの著名なお客様にご愛顧をいただいております。 まず簡単に会社概要でございますけれども、私たちがダイバーシティーを行う上で、何を行っているのか。 何を基準として進めてきたのかを、皆さんにご理解いただきたくカルチャーについて ウェブサイトから抜粋で失礼いたします。私たちはクラスメソッドリーダーシッププリンシプルCLPと 社内では言ってるんですけれども、行動指針や価値観を示したのを提示しています。 まずこれは10個から構成されておりまして、画面の方に出ている リーダーシップ、パートナーシップ、さらには、画面変わりまして、ダイバーシティー、プロフェッショナル、感謝 、顧客視点さらに画面が変わりましてフィードバック、情報発信、やってみる、楽しむの計10個からできています。 今回はこの10個の中の、戻りましてダイバーシティー読みあげますと 「年齢、性別、国籍、人種、宗教、性的嗜好、障害の有無など、多様な価値観があることを学びます。 また、出産、育児、介護等のライフステージに寄り添い互いに助け合いこれを強みとしています。」 私たちダイバーシティー推進室は、このクラスメソッドのカルチャーの1つであるダイバーシティーを いかに実現していくか、ということをモットーとして主に男女共同参画、障害者の方、外国籍の方、性的少数者の方、 シニアの方、最近ではビジネスと人権なども含めて、啓発教育、社内ガイドライン作成、社内発信等を進めております。 簡単ではございますが、私からは以上でございます。一度、板垣さんに戻します。 (板垣さん)ありがとうございます。 (魚見さん)ありがとうございます。 (板垣さん)続きまして持田さんより、ダイバーシティーの事例の方のお話をしていただこうと思います。 持田さんよろしくお願いします。 (持田さん)ありがとうございます。 クラスメソッドとして、アクセシビリティ向上の方向性をどう考えているかについてお話をさせていただきたいと思います。 すいませんスライドお願いします。 当社クラスメソッドのダイバーシティーの事例目標としましては、大きく2つありまして まずアクセシビリティーの向上について、1つ目が自社で開発・提供するサービスがいくつかあるんですけれども、 これのアクセシビリティーの向上をしていきたいという部分があります。 これは当社で要件定義とかUI設計を行う事ができますので、ある程度、自由度があるかと考えております。 2つ目です。 私たちが所属しているCX事業本部は、受託開発を行っている部門なんですが、 受託開発するアプリケーションにおいても、アクセシビリティーを向上していきたいと考えておりまして 一般的にこれは難しいと言われているんですが、この部分に関しては この後のスライドで弊社の考え方をご紹介できればと思っています。 障害者差別解消法という法律があるんですが、この改正審議が今、国会審議で進んでいます。 大きな改正内容は、民間事業者においても合理的配慮の提供が義務化されるような内容になっていまして、 これがもし決定された場合、交付日から3年以内に施行されますので、 今回のアクセシビリティーの祭典のテーマであるスーパーシティの実現時期と重なるかなと考えております。 この法律の改正案が決定された場合、我々が民間事業者の方から受託したwebアプリに関しても、 アクセシビリティJISへの準拠が必要になってきますし、 Webアクセシビリティーの部分だけではなくWeb以外のアプリケーションに関しても、 このムーヴメントが広がっていくかと思っています。 こういう世界が広がっていくことは、障害のある方などに関しても、利便性が上がるんじゃないかと思っていまして、 一般ユーザとして皆さん使っておられるものは、Webアプリもスマホアプリもあるでしょうし、 いろんなものがあると思いますので、この改正議論自身は、歓迎するものかなと考えております。 私たちCX事業本部は、今どういうビジネスをしてるかという部分ですが 先ほど魚見の方からもありましたとおり、事業会社様からの受託開発を行ってるんですが 例えば飲食やアパレル業界の皆様のアプリケーションを開発することが多くありまして どれも一般ユーザの方にとっては生活に密着したB2Cアプリを提供している立場にあります。 コロナのこともあり最近、非常に事例が多いのはモバイルオーダーなんですが、 これも外出が難しい障害者の方なんかにもかなり便利使っていただけるのではと思っています。 他方で、B2Cアプリは、さきほどの障害者差別解消法の改正のこともあり 合理的配慮を行う企業は歓迎されていく時代になっていくと思います。 一方で、合理的配慮を行わないアプリケーションを提供している場合、 今後、例えば欧米などで多くあるような訴訟などのリスクが生じてくる可能性もあると考えています。 Webサイトの受託開発では、JIS規格や『みんなの公共サイト運用ガイドライン』のような、 ある意味での後ろ盾があったので、有利だったと思いますが アプリケーション受託開発では、継続的なアクセシビリティー改善は難しいと今まで言われていたと思います。 私たちは、これを可能にしていこうと思っており、受託開発での継続したアクセシビリティー改善は、 2つのポイントを押さえればできると思っています。 1つは要件定義から受注する事です 2つ目が顧客のフィードバックを反映する手法、リーン・スタートアップという手法がありますが、 これを採用することで受託開発でも、継続したアクセシビリティ改善ができると思っています。 まず1つ目のポイントとして、要件定義から受注するがあります。 要件定義、アプリケーションはどう作るのかという部分を、お客様と一緒に考えていくところから 受注して作っていく。その中で例えば障害者差別解消法への対応の必要性や アクセシビリティ規格への準拠方法に関してお客様と相互理解を深めることで、 アクセシビリティーの向上を要件に含めることがでると考えています。 2つ目は、リーン・スタートアップの実施です。 ワンショット、作って終わりではなくて、リーン・スタートアップという手法を採用し まず、最小限の製品MVPというものをリリースして、これを世に出して、 利用者のフィードバックを得ながら、継続的に改善を行う手法です。 このフィードバックの中に、たとえば障害当事者の方からのフィードバックを含めることで、 1回作って終わりではなくて、改善を続けていくサイクルの中で アクセシビリティー向上も、同時に行っていくことができると考えています。 現在この手法で、継続的にアクセシビリティ改善を行っている案件がございます。 まとめといたしまして、アクセシビリティーやダイバーシティに関するクラスメソッドの将来ビジョンですが まず今回のアクセシビリティーの祭典のような機会をいただきまして 弊社のダイバーシティー推進を、対外的にアピールをさせていただいて、 この中で、障害者差別解消法に対応が必要である企業様であったり、 欧米への進出に伴って、欧米の規格に沿ってアクセシビリティ向上が必要な企業様に対しまして、 要件定義の部分、どう作るのかという部分から受託させていただいて、 その中でアクセシビリティー方針を設定していったりする。 その中で抜け漏れのないアクセシビリティー設計を実施し、 かつリーン・スタートアップ手法を使って、MVPをリリースして関係者のフィードバックを得ながら反映していく。 その中に障害当事者の方の声も反映させていくことができることによって 多様なユーザが利用できるB2Cアプリを開発、提供していければと考えております。 はい、私からの お話は以上でございます。 (板垣さん)持田さんありがとうございます。 (持田さん)ありがとうございます。 (板垣さん)魚住さん最後に一言何かありますかね。 (魚住さん)はい、今日たまたま私、Microsoftさんのイベントを見てまして、 スマート白杖ってでてたのですよ。IT化というか、白杖が障害検知とかしてくれるすごいアイテムなんですけど 魔法の杖みたいな。スーパーシティーを実現するために各グッズ類のスマート化が どんどん進んでいるんだなということが、アイデアでなく実装されているということがものすごく衝撃を受けまして ものを作っている会社さんて、かなり先に、すごい失礼なんですが先に進んでいるなと思ったんですけど。 アクセシビリティーって、なんとなくわかってしまうのに後回しにされやすいものっていうことを感じてしまって、 今日MSさんのイベントを見てると アクセシビリティーのチェック回数とかも、いろいろな多くの学びがありましたので、クラスメソッドとしても 持田さんがお話しされたようにダイバーシティー推進担当としては、法律面とかガイドラインから、より 盛り上げていきたいなと思っています。はい私からは以上です。 (板垣さん)ありがとうございます。持田さん最後に一言大丈夫ですか? (持田さん)ありがとうございます。まだちょっと具体的な事例などを出せる段階ではないのですが、 これからダイバーシティー推進室さんと一緒に クラスメソッドの成果としてダイバーシティーであったりアクセシビリティーを、 こういう形で実現していきますっていう事例をどんどん出していければ、 また来年の祭典とかで発表させていただければと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。 (板垣さん)ありがとうございます。ぜひ、来年も、お願いできればと思います。 はい、以上でクラスメソッドさんによるスーパーシティ時代を見据えたダイバーシティー推進を考える のセッションを終了したいと思います。 魚見さん持田さんありがとうございました。 (皆さん)ありがとうございました。