(品川) ナビレンズのセッションを始めさせていただきます。 私は司会を務めさせていただきます品川博之と申します。 私自身視覚障害者、全盲ということもあり ナビゲームズの今後の広まりに注目している者です。 今回登壇される方は6名いらっしゃいます。 ではお名前を紹介させていただきます。 まず、ナビレンズの開発チーム CEO でいらっしゃるハビエルさん。 それから、スペイン語の通訳をしていただける安藝あずみさん。 次に、公益社団法人ネクストビジョンから和田浩一さん、 通称はワキチさんです。それと、山田千佳子さん。 最後に、皆さんお馴染みのアイ・コラボレーション神戸 板垣宏明さんと、北山ともこさんです。 このセッションは、三つのパートに大きく分けて進めていきます。 では、最初のパート「ナビレンズとは何か」というのを ハビエルさんと安藝さんの方に紹介していただこうと思います。 よろしくお願いいたします。 (安藝) よろしくお願いします。 はい。画面の方、共有させていただきます。 はい。よろしくお願いします。 品川さん、ご紹介ありがとうございます。 みなさん、こんにちは。本日NaviLensより、代表のハビエル・ピタと、 わたくし安藝あずみが参加させていただきます。 これから15分ほど、NaviLensについてご紹介させていただきます。 まず本日の内容として、初めにNaviLensのテクノロジーについて それから二番目に、テクノロジーを使用したユースケース 最後に、今すぐお試しいただける無料タグキットについて、お話しします。 では、初めに、NaviLensを開発することになったきっかけ 及びテクノロジーについてご紹介します。 きっかけとなったのは、視覚障害者の方々が どうすれば安全で自立的な歩行ができるか 私たちがどのようにそれを支援できるか というものでした。 視覚障害者の方は、初めて訪れる場所では 看板などのサインをたどっての自立的な方向は難しいと考えたからです。 目視で案内看板を確認して目的地へ向かうという行動を多くの方が行なっていると思います。 ですが、視覚的に確認できない場合、どこを通ってどのように向かえばいいのか 非常に難しい問題になります。 このような例は、いたるところに見られます。 例えば、駅で、ホテルで、またはショッピングセンターでまた、病院でも。 常に、視覚的に確認する案内看板に溢れています。 私たちのアイデアは、既存の看板に何かを付け加えて、視覚情報だけではなく 音声情報にできないか、というものでした。 そして、現在、多くの方々が一般的に利用しているスマートフォンを使えば、 特別な機械や器具を用意せず、手軽に利用できるのでは、と考えたのです。 まず最初に試みたのは日本で1994年に発明されたQR コードを利用することでした。 しかし、QR コードの利用を利用してみて気づいたんですけれども 距離があると、QR コードの読み取りが非常に難しくなってしまいます。 この難しい問題を解決するために、私ども、NaviLensを開発した ネオシステックという会社と、その隣県にあるアリカンテ大学の方で 研究の方に専念いたしました。 2012年から17年の5年間、開発に専念したんですけれども、 画面のスライドの下の方に表れているのが、 2012年から17年のコードの変遷になります。 そして、5年後、ついに12 M の距離から、約0.03秒で読み取れるコードを 獲得しました。高速の読み取りの上に、コードの誕生です。 ここで、NaviLensの高度の技術的な特徴について、短くご説明します。 まず、読み取り可能距離15 cm 四方のタグで、約12 m の距離から、 A3サイズのタグで、約30 m の距離から読み取れます。 次に、広角対応。看板標識などに設置することを目的としていますので、 タグが高い位置にあっても、お手元のスマートフォンですぐに読み取れるように 広角に対応しています。また、超高速の読み取り読み取り速度は0.03秒です。 それゆえに、フォーカスする必要はありません。 また、広い照度環境に対応しています。 そして、こちらのコード高密度の情報を加えることができます。 半角文字で6000文字。全角文字ですと、3000文字の内容が記入できます。 最後に、距離情報の正確性。タグまでの距離を 音声ガイダンスでお知らせするんですけれども、 そちらのお知らせするときの誤差は、約10 CM 前後となっています。 このスライドにあるタグは約80°の角度がついています。 実際にこのタグを読み取って見ていただければ分かると思うんですけれども この角度が付いていても、NaviLensですと読み取ることは問題なく可能です。 これを読み取るさい、NaviLensを起動すれば、驚くほど瞬時に読み取ることができます。 このナビレズのコードを読み取るのがこちらの二つのアプリになります。 一つは左に表示されている、アプリ名前はNaviLensで、視覚障害を持つ方々に向けて 音声ガイダンスで情報をお伝えいたします。 右に、表示されているのはNaviLensGOです。 こちらは、視覚的に情報を伝えるアプリです。 どちらも、多言語。現在世界33言語に対応しております。 ユーザーはご自分のスマートフォンの設定言語で情報が受け取れます。 この二つのアプリは、iOSを使用であれば、Apple Store。 Androidであれば、Google Play から無料でダウンロードできます 皆さん、是非アプリをインストールしてみてください。 インストールしていただいて、この後ご紹介する無料タグをご利用いただければ すぐお使いになれます。 NaviLensは、実際に使用されている視覚障害者の方々や、 その団体からも高い評価を得ています。 例えば、スペインの視覚障害者団体への設置はもちろん、 イギリスのロンドンにある英国王立盲人協会のオフィスや アメリカニューヨークのライトハウスのオフィスなどに すでにタグが設置されています。 では、実際にこの二つのアプリを使ってどのようなことが可能になるのか ユースケースを例にとってご紹介します。 まず、屋外でのユースケースです。 屋外でのナビゲーションの問題は、GPSを頼って移動すると、 その正確性の問題により、視覚障害者に正確な情報提供ができないということです。 これは、最後の数メートル問題として知られています。 付近までGPS を使って迎えたとしても、最終的に目標地点に正確に たどり着くには、どうしても、視覚的な確認が必要となってきます。 目視できない場合は、NaviLensのタグがソリューションとなります。 30センチの角で、約30 M の距離から検出可能な為、 GPS ナビで付近までたどり着き、周りをNaviLensアプリでスキャンすれば、 そこからナビレンズが、バス停まで正確にガイドします。 NaviLensを使えば、音声ガイダンスでバス停まで誘導。 そしてリアルタイムの発着状況をお知らせし、 こちらNaviLens GOを使えば、視覚的に情報が確認できます。 リアルタイムの発着情報、また、路線地図なども確認することができます。 その有用性は、複数の路線が乗り入れるバス停でも、発揮されます。 停留所とバス本体に設置することで、停留所のタグ、バス停までの誘導、 路線案内、リアルタイムの発着状況をお知らせします。 さらに、バス本体の乗降口にタグを設置すれば、タグを読み取ることで そのバスの行き先及び情報口の位置がわかります。 バスには、このような形で電光掲示板が案内されていますが、 このタグを読むことによって、同じ情報が音声であります。 また、バスの乗降口タグを設置するもう一つの利点として、 ユーザーのかたが道路に近寄りすぎず、安全な場所から、 発着するバスの路線情報を確認し、必要なバスを確認して乗ることができます。 では、次に屋内でのユースケースをご紹介します。 NaviLensはGPS を使用しません。屋外と同様に屋内でも使用できます。 例えば、地下鉄の駅などの案内表示に、タグを加えることで、 音声化した情報が得られるようになります。 また、NaviLensGOではAR技術、つまり、拡張現実技術を使用したガイド機能があります。 これを使うことによって、設定した目的地へ向かうのに適したルートが、 赤い矢印で表示されます。 NaviLensGOには情報提供の方法に、多様に対応した機能があります。 例えば、アクセスルートを表示という機能を使えば、 車椅子でのアクセスルートが表示されます。 同じタグを読み込んでも、この機能をオンにしていない左側の画面では、 左方向へ向かう赤い矢印の表示が出ています。 オンにしている右側の画面では、引き返す表示が出ています。 これは左に進むと階段など、車椅子に対する障害物があるためで、 この機能をオンにすることで、車椅子で移動しやすいルートへとご案内いたします。 また、タグの設置によるアクセシビリティの向上は、 車内に掲示されている案内表示にも現れます。 分からない外国語で大切な案内があっても、NaviLens使えば自国語で理解できます。 その他の情報として、画面下、右にあるように、乗車率の混雑状況を提示したりもできます。 タグは、既存の案内看板やバス停など、大きさに合わせて スケーリングできますので、設置が非常に簡単です。 情報は、リモートでコントロールできますので、情報の変更に、 設置されたタグを付け替える必要はありません。例えば、運休情報や、事故発生時の情報など、 大切な情報を瞬時に入れ替えて、ユーザーにお伝えすることができます。 現在、公共交通機関網で最も設置が充実しているスペイン第二の都市バルセロナ。 バルセロナでは、159の地下鉄駅、2400のバス停にナビレンズが設置されています。 皆さんがバルセロナを訪れた際には、ぜひ観光地に向かう際などに ぜひ、公共交通機関を利用してみてください。 こちらは、屋内ショッピングセンターでの設置例です。 施設の案内看板だけではなく、各店舗にもタグが設置されています。 ユーザーは各店舗の内容や、例えば、その日のセールの情報などを 得ることができ、ウィンドウショッピングが楽しくなるでしょう。 はい。こちらは街中の道標識にタグを付けています。 町の道標識にタグをつけることで、街をぶらぶらと散策することができるでしょう。 これは、アンダルシアのコルドバの道のタグなんですけれども この通りは名物料理サルモレッホにちなんだ名前が付けられています。 タグに付けられているマルチメディアを開けば、この料理のレシピも確認できます。 では次に、視覚障害者誘導ブロック。 ここでは点字ブロックと呼ばせて頂きますが、 それとの有効性についてご紹介いたします。 点字ブロックは、日本の三宅精一さんが考案した画期的で素晴らしい発明です。 私たちは警告ブロックから、複数の誘導ブロックが伸びている場合、 どちらに行けば、どの目的地へ向かうのかという情報を付け加えたいと考えました。 それに対するソリューションが、点字ブロック上に設置するNaviLensタグです。 特別な工事など必要なく、ビニール製のタグをブロック上に設置することで、 方向案内ができるようになります。 また、ナビレンズは立ち位置に応じた方向情報をお知らせ致します。 例えば、画面奥にある11番線の情報が入っているタブを読み取るとします。 左方向からこのタグを読み取ると、分岐点で11番線方面は左折。 右方向からこのタグを読み取ると右折で11番線というガイダンスが行われます。 また、新機能として点字ブロックガイドがあります。 これは、読み取ったタグから目的地を選択すると、点字ブロックをたどって その目的地まで案内するというものです。 この機能を紹介したビデオがあります。 スライドの下部にリンクを載せておきますので、ぜひ、後ほどご覧ください。 この機能利用しているユーザーは、歩行動作を全くとめていません。 これは高速遠距離からの読み取りによる効果で、 これにより、混雑した駅の人の流れを遮ることなく歩行することができます。 次に博物館でのユースケースです。 博物館の展示案内にタグを設置することにより、手話ビデオ、 マルチメディアコンテンツ、ピクトグラムでの説明、 簡易テキストでの説明が可能になります。 日本では静岡県にあるクレマチスの丘という美術館、レストラン、 庭園などの複合施設に、このイベントの主催者である アイコラボレーション神戸さんを窓口として試験的な設置を開始しました。 ヴァンジ彫刻庭園美術館では、ユニバーサルのミュージアムとして、 NaviLensがご利用できます。どうぞご訪問ください。 最後に商品パッケージのユースケースです。 ケロッグのココポップスのパッケージにタグが付けられています。 それにより、商品棚のどの位置にあるのか分かり、 そして原材料、アレルギー成分、栄養表示など、 パッケージに記載されている内容が音声で確認できます。 では最後に、ご自宅で使用できる無料タグキットをご紹介します。 NaviLensのアプリからタグが取得できます。 NaviLensの画面下の一番左に、タグ取得のボタンがありますので そちらをクリックして頂き、タグを取得、その後、お名前、 メールアドレスを入れて頂いて、タグ取得のボタンをクリックしてください。 そうしますと、お使いの Eメールアドレスの方に このような感じで、パーソナルタグというセットが届きます。 お好きなものにタグをつけて頂いて、内容を書き込むことができます。 また、フレンズ&ファミリー という機能を使えば、 各個人が記入したパーソナルタグの内容を、 他の5人の人と共有することができます。 こちらの方も、本日はちょっと時間がないので、 こちらのリンクの方をご説明のリンクの方を記入しておきます。 お時間のある時にご覧ください。 NaviLensはより充実した世界を全ての方々へ向けて提供できるよう 日々努力しております。皆様、ご拝聴いただきありがとうございました。 最後になりましたが、日本での普及に多大なるご尽力を頂いている アイコラボレーション神戸さん、ネクストビジョンの皆さん、 本日の司会兼NaviLens博士の品川さん。 全ての皆さんに感謝いたします。 どうもありがとうございました (みなさん)ありがとうございました。 ご質問などあれば気軽にお問合せ下さい。 こちら、メールアドレスの方も載せておきます。ありがとうございました (品川) せっかくなので、ハビエルさんにも、一言、お願いしたいのですけども ナビレンズは、スペイン以外でいくつの国で現在使われているのかっていうのだけ 教えていたいてもいいですか? (安藝さんの通訳) (ハビエル)ありがとうございます。品川さん (安藝) ヨーロッパ内では、イギリス、フランス、もちろんスペイン ドイツ、オランダなど、たくさんの国で使用されています。 日本でも2020年から、使用の方が開始されました。 だいたい、世界で30か国以上使用されているのではないかと 申しております。 (品川) ありがとうございます。また後程。よろしくお願いいたします。 では、続いての2つ目のパート。 次は、公益社団法人ネクストビジョンのご紹介。 そして、今、神戸アイセンターでは、ナビレンズを導入して 実証実験が行われているんですけど、そのことについて 山田さんの方から、紹介していただこうと思います。 よろしくお願いいたします。 (山田) 品川さんご紹介、ありがとうございます。 本日は、このようなお話をする機会をいただいて みなさん、本当にありがとうございます。 では、さっそく画面を共有させてください。 この会に参加されている方、神戸アイセンターとかネクストビジョンとか ご存じない方もいらっしゃると思うので、今日、ここで ご説明させてください。 神戸アイセンターは、兵庫県神戸市のポートアイランドにありまして 2017年12月に開設されました。 今、画面上には写真が2枚あります。 左側は、神戸アイセンターの外観、 右側は、ネクストビジョンが運営しているビジョンパークの写真です。 ビジョンパークは、アイセンターのエントランスにありまして 病院の待合も兼ねています。 ワンフロアの中で、階段でいうと8段分の高低差があるんですね。 わたし達はこれを、バリアフリーに対して、バリアアリと呼んでいますが 壁などによる仕切り、間仕切りはなくって段差とか本棚など、家具によって 空間が緩やかに開放的に区切られているのが、ビジョンパークの特徴になります。 私が、持っている中で高低差がわかりそうな一番いい写真を選んだのですが 来ていただいたらもっと分かると思うので、コロナが落ち着いたら みなさん、来ていただきたいなと思います。 次行きまして、ビジョンパークなのですけど、今、ご覧いただいているのは ビジョンパークの全体図をご紹介しています。 ビジョンパークでは、見えない、見えにくい方だけではなくって、すべての方々に さまざまな情報をお伝えし、体験していただけるように 5つのエリアをもうけています。 まず、クライミングができるアクティビエリア じつは今、私はアクティビエリアの前にいますので 後ろは光るホールドがついたクライミングウォールがあります。 それから、お料理ができるキッチンエリアもありまして わたし達は、神戸アイセンターの中で、福祉の役割を担っています。 神戸アイセンターなんですけど、今、お出ししているのは アイセンターの構想図になります。 神戸アイセンターが他に、どんな役割を担っているのかというと 目に関する研究は、理化学研究所、株式会社ビジョンケアが 治療は、神戸市立神戸アイセンター病院が そして、ロービジョンケアの情報提供だとか視覚障害 リハビリテーションなどを行う支援機関などで橋渡しをする ビジョンパークでなり立っています。目に関することは、アイセンターに来れば ワンストップで行えるっていうことを目指してですね。アイセンターは 共通の理念を持って四つの組織が、連携して活動しています。 ここでですね、出たスライドがisee!運動とでているんですけど、 私たちは見えない、見えにくい方、そして一般的にですね。視覚障害者と言われる方ですね 方々を、福祉につないで社会から理解を得られるように行っている活動が isee!運動 まずここに書いてあること読み上げます 是非皆さんにはですね。書かれている視覚障害の視覚の部分をですね。 ご自身が思う障害に当てはめて、聞いていただければと思います。 視覚障害に対する意識を、一新するための運動です。 視覚障害について私と知ってもらうことで 視覚障害者の抱える困難さを、伝え課題を解決するため手助けをします。 視覚障害、視覚障害者の本当知ること、広めること皆さんの行動活動がisee!運動です。 と書かれています。いかがですか。視覚を聴覚、肢体不自由など他の障害に入れ替えても同じだと思いませんか 視覚障害そのものが障害ではなく、視覚に障害があってできないことが障害であって できないと思われていることを、できるに変えられたら 障害はなくなるんじゃないかっていうふうに考えています。 そしてそのために必要なのが情報ということで、障害の種別に関係なく誰もが 情報障害者なんじゃないかなっていうふうに考えるようになりました。 そこで、私達のミッションということで、私たちのミッション。 情報障害者をゼロにするっていうのを、ミッションに掲げています。 失明しても失望はさせない 障害や病気の上に関わる全ての方に、ウェルビーイング状態を取り戻していただくために 情報をお伝えすることが必要だと考えていて、今回、そのツールの一つとして神戸アイセンターでは NaviLensの実証実験を開始しました。NaviLensのですね、 実証実験 実は昨年11月からスタートということで始めたのですけれども あの残念ながら新型コロナウイルスの感染拡大ということで、少し時期が遅れてしまいました。 またですね、現在も感染拡大中ということで、皆さんに、お越しください。体験してください。 っていうのが言えないのが、とっても残念なんですけれども。コロナ禍だからこそ活躍してくれた っていうこともあったので、これでちょっとご紹介したいと思います。 スライドではですね、設置場所の写真をご紹介しているんですけれども まずこの中で一番お役に立ったのがね、消毒液でした。手の消毒をしたいと思ってもですね 見えにくい方見えない方が、どこにあるかわからないという方が いらっしゃったんですね。そういった方々に、NaviLensをご紹介しました。 そうするとNaviLensが、消毒液がある場所を教えてくれるんですね。 そして、ここまで誘導してくれます。さらに私たちのところでは、消毒液のボトルが プッシュ式なのか、足踏み式なのかっていうのを、教えてくれるように設定してあったので 皆さん無駄に触れることなく、あまりコロナ禍で触れたくないよっていう方がいらっしゃので 触れることなく、情報を得ることができました。同様に検温器ていうのも設置してるんですけれども こちらもNaviLensで、誘導していたので皆さん、その前に行って しっかり検温を、することができました。また他の場所ではですね バリアアリーのビジョンパークならではなんですけども、階段の場所を教えてくれます。 さらに上り下りをお知らせしてくれるので、とても安全に歩けるようになったかなと思います。 また自動販売機ですね。これまでなかなか、自分で買えないって言っていた方も、 NaviLensからの情報で、一人で飲み物を、購入出来るようになっている。 このように必要な情報を、必要な方に、必要な時に、お知らせできる。っていう 今、実証実験ができています こういうふうにですね、NaviLensという技術は、人に必要な情報を伝えて、助けてくれているんですけれども 私達ここで最初にあげた、アイセンター構想からちょっとステップアップしないと いけないなっていう気がしてきました。 そこで、出したのがさっき研究、治療、そしてロービジョンケア 福祉に繋がるロービジョンケアといいましたけど、研究だけではダメでは実用化して行かないと 駄目だなとか治療だけではなく、予防が大事だな。ロービジョンケアも必要か、必要だと思います。 といったことを、色々考えていく中で、もっと、もっと、必要なもの見えてきました。 例えば病院の方だと、治療の開発、検査。検査法の開発ってなりますけれども ロービジョンケアの方だと、情報だとか、環境整備が必要です。 そして今、私たちが実証実験を始めたNaviLensで、もちろんこれ以外に も色々あると思うので、今NaviLensなどってつけましたけれども 情報を伝えてくれるものは、とっても大事だと思っています 情報障害者をゼロにするためには、情報だけでなくこのような環境整備だとか NaviLensのような技術も大事なんですけれども、このようなってハードだけではなく やっぱり人の思いやり、優しさをっていったハートも、忘れないでいたいなって思ってます。 日本では、これは、お互い様っていうのですけど、これを是非、ハビエルさんに 訳していただきたいなっと思ってます。そういった気持ちがあると、 より早く、インクルーシブな社会に出来るんじゃないかなぁっと思っています。 お互い様っていう山を登る人達を今ここに、図で示しているんですけど、 情報、最新の技術といっても、それは、人が作ったり使うものです。 ハートのあるお互い様ていう山をですね。情報障害者を、なくした後に やってくるインクルーシブな社会、頂上を目指して登っていくのは私達「人」です 装備も違えば、登山ルートも、スピードもそれぞれ違うと思います。 でも、だからといって登れないとか、協力できないんじゃなくて、 みんなでどうやったら、この山は安全に、登れるんだろうか どうやった頂上まで行けるだろうかって、みんなで一緒に考えていきたいな。 というふうに、考えています。 そのためにですね。私たちは2025年にある大阪万博だったりとか スーパーシティ法、こういったものを起爆剤にして、 活動を、加速させていきたいなというふうに考えています。 みんなが幸せになる頂上。インクルーシブな社会の実現を目指して 人間の英知と、あと勇気を結集してですね。 皆さんと、連携していければ嬉しく思います このスライドの中でですね。ネクストビジョンの公式ウェブサイトに QRコードをいれています。もし、私たちの活動に興味を 持ってくださった方いらっしゃったら、ご覧いただければと思います。 今日はありがとうございました。以上になります。 (品川さん)山田さん。どうもありがとうございました。 是非体験してみると、素晴らしさが分かると思うので 早く、新型コロナウイルスの問題が、落ち着けばいいですね。 では、続いてのパート。今回、登壇している皆さんで いろんな意見を出し合っていただこうと思うのですが、その前に 実は、アイコラボレーションのお二人、板垣さん、北山さんは バルセロナに行かれたということなんですね。 実際、当地はどんな雰囲気なのかっていうのを、感想などを お聞かせいただけたらいいなと思っております。 (板垣) 去年、いや一昨年、11月に北山さんと一緒にバルセロナに行ってきました。 今、スライドを写させてもらってるのは、 現地の写真達を写させてもらってます。 写真としましては、もちろんサクラダファミリアにも行きましたし 一番最初にNaviLensがつけられたといわれているフェラ駅の方にも行って、 実際にNaviLensを体験してきました。 一番最初は、驚きでした。 イメージとしては、QRコードのイメージだったんですけども スマホをかざしたら、即座に反応して案内してくれるのは すばらしいとおもいましたし、 僕は、オンラインじゃ分かりにくいんですが、車いすに乗っているんですね。 NaviLensGOも試させていただきました。 初めて行った駅だったにも関わらず、違う方向に行ったら×が出て こっちですよっていう案内が出て、エレベーターのって ホームまで出てたどり着くということも実際に体験しました。 写真の中にも、僕が電車に、乗っている写真があるんですけど こちらの駅、電車とホームの間が30センチ以上あったんですね 僕、日本だったら、そんなに開いてないので自分で乗ったりするのですが さぁ、これどうしようっていうことになった時に、その車掌さんが 「ちょっと、ちょっと、みんな手伝ってあげて」 って言って、電車の中から、人を呼び出して3人4人で、僕を担いで 電車に載せてくれたりとか。電車の中にも、階段があったりとか それは、日本にはないことなので、ちょっと驚いたことになります。 右側にある写真なんですけど、改札機、ゲートがあるんですが なにかしらのエラーでゲートの中に閉じ込められちゃったんです。 あれ、どうしよう。どうしよう。ってなったときに 駅員さんが、ばーっと走ってきて、こじ開けてくれたっていう すごい、みんな周りの人が助けてくれる。人が、優しいっていう そういイメージを、すごいバルセロナに行って持ちました。 初めて行ったところでも、日本語で案内してくれる。 先ぼど、NaviLensさんの発表でもあったように、 日本語で案内してくれるっていうのが、すごいと思いましたし 次どこ行く、どれ乗る、何時のっていう案内があるっていうのも 僕らとしては、すごい便利だなと思ったっていうのが バルセロナに行った時の感想として下さい。 (品川さん) 貴重な体験談を、ありがとうございます。 機会があれば、ぜひ行きたい場所ですけどね。バルセロナ。 では、最後のパート。時間も押し迫ってきましたけど 最後のパートは皆さん、今回、登壇していただいた皆さんを交えて これから、NaviLensは、どんな場所、日本で普及されるとすれば どんな場所に設置されればいいのか 日本で普及するためには、どんな取り組みがなさればいいのかっていうのを 皆さん、アイデアなどがあれば、お聞かせいただきたいとおもうわけです。 初声というか、まだ皆さんには声が届いていないので、 ネクストビジョンのワキチさん、和田さんから 何かアイデア、感想などあれば、よろしくお願いいたします。 (和田) はい、ワキチです。私は、全盲で、今は光も感じない状態ですが 一人で白杖を持って歩いています。神戸ではネクストビジョンの職員として 神戸アイセンターまで通勤で、徒歩で行ってます。 これはあのポートライナーという電車の駅でいうと二駅分 30分間歩いて、ちょうどいい運動になるんですけど 歩いて通勤しています。一人で、神戸で生活してるので、 買い物もスーパーに行って、買い物したりします。 NaviLensが、これがあると便利かなと思うのは、やはりあの一つは 慣れないところを、例えば、全然知らない所に行った場合 見れる人も困りますけど、特に私たち視覚障害者は、 歩く移動する際に、全て記憶して道をですね。 作っていくと頭の中に道を作る。それは自分達も分かる方法で情報を得て行くんですけど その手がかりになる情報が、触覚とか、音っていうところが 多少ありますけれども、静かなところで音無いですから そういった手がかりになる情報を覚えながら、行くんですけども このNaviLensのタグがあればですね。本当に、安心して方向がわかります。 目的とする方向に移動できます。今、駐車場があって広いところが空間があると 方向が全く取れないんですね。手がかりになるものがないので、そうした時に入り口が 分からなくて困ります。入り口のところに、このタグがあればですね。 NaviLensで目的の方向と距離がわかる。ほんと、とっても助かります。 そして、中に入ってそのショッピングするところなんですけど 今度ショッピングしたいところ中に入れば、お店の人に依頼するとなれば 案内所までですね。その誘導してもらえるタグがあると、最低限入り口と そして支援を受けられる場所まで、誘導してもらえると おもうショッピングができるかなと、とっても思います。 あと動物園なんかもいいですね。昔は動物園行って楽しんでましたけど 動物園に動物がどこにいるのかな。音を聞いてだいたい分かりますけど この場合は、動物のいる方向と、それから案内ですよね。 今度は情報として、書かれている内容を読み取る。 これは博物館博物館美術館も同じだと思います。 そういった案内の情報と、方向を教えてもらう情報プラスですね。 説明ですよね。それぞれの説明も聞くことができて、とても、ハッピーになれます。 まだいいですかね。私、あとですね。こんなのもいいかなと思うのは 私が見えなくなって、例えば、劇場などの席座席のところの場所などもですね これでわかるといいかなと思ったりします。 その場合は、NaviLensで一つ一つの番号が、確認できる座席の番号 確認できるということもいいかなと思います。けれどもまず、将来的にはですね たくさんの中から、これぞ自分の番号を指定できると、そこの番号だけに 案内してもらえると、早く行けるかなと。もう本当にNaviLensのこの反応の良さ それから、距離、それから、少々長めであっても捉えてくれるという 素晴らしいですね。機能に感激しております。以上です。 (品川) はい、ありがとうございます。 いろんな使い道があるのでNaviLensっていうのは、おもしろいなぁと思うのですけど もともとコンセプトとして、視覚障がいの人のために作られたNaviLensなわけですけど 板垣さんにお聞きしたいんですけど、車いす人から見て、便利さとか なにか感じるものっていうのは、ありますか (板垣) もちろん、NaviLensに関しては それこそ、クレマチスの丘さん、先ほど、NaviLensから紹介いただいた クレマチスの丘さんに、すごいきれいな、すてきな彫刻がたくさんあるのですけども、 正直、見た目では、壁から顔が出ている男の人とか 山をよじ登っているだけの男の人とか そういう人たちの彫刻になってます。やっぱ、それは、それぞれ意味合いがあるのですよね。 それにNaviLensがあることによって、どういう意図で、こういう状態でなった彫刻です。 っていう説明を聞けるっていうのは、僕は目が見えるのですけど、そういう人間からしても 車いすっていう観点からであれば、案内表示がちょっと高かったりとか 字の看板であったりが高かったりとかでも、NaviLensをかざすと説明が聞けたりとか そういうのは、すごい便利だなと思いますし、もちろん NaviLensGO、先ほども体験談で話させてもらった、初めて行ったところでもちゃんと案内してくれる きちんと案内してくれる。ゴールについたらフラッグが立つ。すごいオシャレなんですよね。 それもやっぱり、行きがいがあるというか、そういうことに対しても、 すごい便利だなぁと感じます。 (品川) はい、ありがとうございます。 後、設置場所について最後、ハビエルさんに質問したいのですけど、 いま、NaviLensがバス停だとか、鉄道の駅とか、博物館とかも含めて 入られていると思うのですが、実際にスペインの視覚障害の方から 開発の人たちが、想定していなかった場所、こんな場所にNaviLensがあったら いいんだけどなぁっていう、そういう声はあったりするのかどうか (ハビエル) ありがとうございます。品川さん (品川) アキさんはいらっしゃいますか? (アキさん) ごめんなさい、チャットで翻訳してたのですけど、間に合わなかったみたいで 私の方から、言わせていただきます。 (安藝翻訳中) (ハビエルさん) (安藝) 今まで、びっくりした使用方法として、盆栽にタグをつけて 盆栽の区別をされている方だとか、あと、以前、品川さんにお伺いしたのですけど 引っ越しをされたばかりの方が、その引っ越し先の部屋にまだ慣れてない時に どこが入口のドアで、とかっていうのと、あと引っ越しの段ボールの内容物に 何があるのかっていうのは、NaviLensを貼って、識別されていたという話にも びっくりしましたし、または、工場などをお持ちの方で、その工場にある 道具の一つ一つにNaviLensのタグをつけて、これはなんの道具なのか ていうのを見分けるような方いらっしゃいました。NaviLensのほうは、 どのような場所にも設置する意欲は、満々なので、たくさんのアイデアをいただければ それに向かって設置に努力したいと思っています。 (品川) はい、ありがとうございます。 盆栽の話は、興味があって聞いてみたいところですね。 もう、時間が無いので、次のテーマで、皆さんからアイデアを聞けたらいいな と思います。最後になると思うのですが、日本でこれから NaviLensをどうやって普及させていったらいいか 具体的な構想とか、アイデアとかあれば、お聞かせいただきたいなと おもうのですけど、これは、山田さんの方にまず、お願いしてもいいですか? (山田)はい。山田です。さっきちょっと話をしちゃいましたけれども、 あの、私の夢としてはですね、まず、このNaviLensを神戸市に広げたいんですね。 あの、先ほど設置場所っていう質問もありましたけど、 設置場所なんて言わずに、もう街ごと全部NaviLensで埋め尽くしたいと思って、 そうすると、もう欲しい情報が必要な時に必要な人に渡るというふうに考えてまして、 神戸市、広めたいと思っています。まだそこから始めます。 そしてやっぱり、あの、万博ですね。 2025年やっぱり日本で万博なので、そこで実装して、あの、 会場の人に知ってもらいたいな。っていうのが、今の私の夢です。 (品川)はい。ありがとうございました。 あの、じゃあ、北山さんの方から。 最後になると思いますけど、北山さんの方から。 (北山)そうですね。日本で普及するために、まず、あの感動が大事だと思います。 体験していただくということ。 パーソナルタグを安藝さんからご紹介いただいたんですけも、 For Schoolというタグがあって、例えば入口とか、 消毒液っていうのも作ってくださったんですけども、 そういった無料のタグで体験しえいただけたら…と思います。 すみません。ハビエルさん、これは申し込むサイトのURLを 今貼ってるんですけども、こちら申し込むサイトは、 学校と協会を選べるようになっているんですけども、 別に学校でも協会でもなくても、申し込んでもいいんでしょうか…。 (スペイン語で回答) (安藝)とくに学校、協会等にかかわらず、皆さんにご利用いただいてけっこうです。 ただ、このデザインとして、学校施設や協会の施設に向けたデザインになっております。内容の方は変えることができませんので、 その内容でお使い頂くことになります。 NaviLensの使用の方は三つ方法がありまして、 一つは、無料のタグをご利用して…メールをしていただいて、体験していただく。 二つ目は、先ほどご紹介したパーソナルタグを利用して、 お家で、ご自分のものにタグ付けして、生活に役立てていただく。 三つ目が、今、アイ・コラボレーション神戸の皆さんが御尽力いただいているように 公共の場所、施設に設置して頂いて、それを不特定多数の人がみんな読み込んで 同じ情報を得る、という方法があります。 (北山)ありがとうございます。 あの、そのお問い合せが多くて、学校でもないんですけど、使ってもいいですか って言っていただいていたので、良かったです。 あと、その、おっしゃってた有料のタグを、私たち販売させて頂いていて、 あのクレマチスの丘さんもそうなんですけども、今、色々な所と、 企業さんも含めて、お話しさせて頂いています。 で、あの、私たちは、自分達が儲けたいというのではなくて、 有料のタグは、できたら、もうみんなで販売したいな、 それで、普及したいと思ってます。 その辺りの板さんお願いします。 (板垣) はい、ハビエルさんのさっきおっしゃってくれていたように アイコラボで、日本でNaviLensを、販売させていただいているんですけど 企業さんはもちろんなんです。さらに、障害がある方々に NaviLensを一緒に売ってもらいたいなとというのを、すごい思っています。 あそこにNaviLensを提案できる、できますよっていうのがあれば ぜひ、アイコラボまで連絡いただければと思うんですけど 今回のテーマで、祭典を作り上げているメンバーでもある障がい者集団 チームアイコラボのみなさんと一緒にNaviLensを売って ちょっと、関西風な言い方になるかもしれないですけど、みんなで儲けて 普及させて、NaviLensによって世の中をもっと、もっとよくしていけたらいいなと思って それが、ぼくらの願いというか、そういううれしいなと思います。 日本で、やらせてもらっているという事で、お問合せはという感じで スライドを一つ用意させていただいています。 NPO法人アイコラボレーション神戸、電話番号、FAX 078-302-9811 メールアドレスは、 support@mirai-commons.com 担当は、北山と穴田になっておりますので、もし そういう点があれば、ご連絡いただければと思います。 よろしくお願いいたします。 (品川) この、アクセシビリティの祭典は、いろんな方がご覧になってると思います 障害を持っている当事者の方もいらっしゃれば、行政で働いている方たちも いらっしゃると思うのですが、そういった人たちに向けてでもいいですし、 みなさんのこれからの意気込みというか、そういったメッセージを最後 お一言ずつお伺いいただければと思います。 まず、ハビエルさんの方から、最後日本のNaviLensの応援隊に向けて 一言いただけますでしょうか? (ハビエル スペイン語で回答) (安藝) 点字ブロックが、発明された、日本でNaviLensを普及していることに関して とても、光栄に思っています。みなさんが、点字ブロックとNaviLensを利用して さらにすばらしい豊かな生活をおくれるようになることについて とても喜ばしく思っています。 (品川) はい、ありがとうございます。ちなみに安藝さんも何か一言をいただければと思います。 (安藝) 私も同じです。私はNaviLensとお仕事させていただいているのですけども 日本人なので、ぜひ、日本でこのテクノロジーが広がってくれることを 本当に願っています。で、NaviLensの最初のハビエルから話を聞いたときの コンセプトが、みんなが街歩きを楽しめるように、そして視覚障碍者の方に 特化してたんですけど、視覚障碍者の方が、ウインドウショッピングをできる街にしたい というふうにおっしゃていて、というのは、情報を皆さんが、同じ オプションで得られる社会になってほしいというふうに申しております。 それが、NaviLensでお手伝いできるのであれば、本当に本望です。 ぜひ、日本で広がっていくことを、願っております (品川) はい、ありがとうございます。 次は、ネクストビジョンのワキチさんから、一言いただけますか (和田) 見えなくて、行きたいところに行けなかったわけですが、これで自由に自分の思ったところにですね 本当に行けるそういった未来がみえてきました。ぜひ、これを広めたいとおもいます。 よろしくお願いいたします。 (品川) 熱い思いを受け取りました。ありがとうございます。 では山田さんの方、続いてお願いできますでしょうか (山田) 一言でいうと、アイラブミーで行こう。というのを言いたいんですけど、 この心は、ふつうに一人一人が、みんながしたいことができて、幸せだなって感じられる社会にしていきたい。 NaviLensの普及のその先には、こういう未来が待ってるんだっていうことね。私は信じているので 皆さん一緒に頑張りましょう (品川) はい、ありがとうございます。 アイコラボレーション神戸のお二人、板垣さんの方から お願いできますか (板垣) 今回、アクセシビリティの祭典でのテーマになっているスーパーシティが 実現すると、もう、確実に僕らが生活しやすくなる。それのはじめというか せっかく、ネクストビジョンさんやNaviLensさんと縁を大事にするので 一緒にみんなでスーパーシティを作り上げていこう それのはじめがNaviLensっていうおもいで、これからもみんなで 作っていこうとおもいを掲げて、ぜひ、皆さんと一緒に、ご協力といったら 固い話ではあるんですけど、一緒に良い世の中にしていきたいなとおもいます ありがとうございます。 (品川) はい、ありがとうございます。では、北山さんお願いいたします。 (北山) ありがとうございます。 私は、ナビレンズの圧倒的なテクノロジーに感動したんですけど たくさん、お話されていただく中で、チームのみなさんのおもいとか ひとがら、ほんとうにすばらしいからナビレンズという製品ができたんだなーと おもっています。点字ブロックからはじまったナビレンズっていうふうに いっていただいているので、絶対、日本で広めたいですし、ここで見てくださってる みなさん、ぜひ、ご協力よろしくお願いします。 山田さん、大阪万博目指しましょう よろしくお願いします。ありがとうございました。 (品川) はい、ありがとうございます。 (安藝) ハビエルの方から、もう一言だけお話させていただきたいという事なので 一言だけよろしいでしょうか。 (ハビエル スペイン語で回答) ありがとうございます。 (安藝) アイコラボレーション神戸のみなさん、そして、ネクストビジョンのみなさん それから、品川さんや、ユーザーのみなさんに感謝します。 このテクノロジーの方は、視覚障がい者のために作られたものなので ご要望、ご意見など、どんどん聞かせていただければ それによって改善などを目指していきたいので どうぞ、よろしくお願いいたします。 (品川)はい。ありがとうございます。 最後に。 あの、私はユーザーとして、NaviLensすごく注目してて、 これから、日本でも普及してほしいなと思ってるんですけども、 あの、先日、神戸アイセンターで実証実験やってるということをね 先ほど紹介されてて、私も体験させていただきました。 で、あ、面白いなと思ったのは、あの自動販売機にNaviLensのタグが 設置されてるんですね。 それは単純に、自動販売機の位置を知る目的だけではなく、 自動販売機の中身。上の段の左端は何が入ってる。 お茶が入ってる。コーヒーが入ってる。 そういった情報も書き込まれてます。 あの、自動販売機って、視覚障害者にとっては天敵なんですけれども、 日本ではたくさんの自動販売機があります。 ジュースやその他の食べ物も含めて。 視覚障害の人の場合は、何のボタンを、どのボタンを押せば、 何が出てくるかっていうのが分からないので、 人によっては、ロシアンルーレットのゲームと表現する人もいます。 もう、ボタンを適当に押して、出てきたものを飲むって そういうのを楽しんでる人もいれば、 冷たいもの飲みたいのに、温かいものが出てきてショックを受ける人もいます。 で、ナビレズのタグは、そういったあのボタンについての説明も書き込めるんですね。 で、自動販売機の中身が変わればその内容に応じて中身も、 リアルタイムで書き換えてくれる機能がある。 なので、こういった使い方は素晴らしい。 日本にとって、すごくなじむんじゃないかなと思ったりしました。 後、神戸の街から広がってほしいという考え方がありましたけれども 私も同じように、神戸、国際都市でもあるので、外国人もたくさん住んでる。 そういった神戸に情報提供をするものの一つとして、 ナビレンズ広がってほしいなと思っています。 例えば、今、神戸には、ヴィッセル神戸というサッカークラブがあって、 そこにはイニエスタ選手っていうのがいるわけですけれども、 多分ね、街でイニエスタ選手を見つけてNaviLensの話をすればですね 「それは知っとうで。バルセロナでよく見かけたで」て言ってれると思います。 NaviLensの良いところというのは、グローバルで広がってるところだと思うんです。 先ほど30カ国で使われてるって仰ってましたけども、 他の国に行っても同じものが使える。同じような操作で読み取れる。 これが素晴らしいとこかなと思ってるので、 私としてはそういう点にも注目しています。 ちょっと長くなってしまいましたけども 最後の私からの言葉とさせていただきます。 本当に、あの、ご視聴者の皆さん、ナビレンズのことを ぜひ、こういったものがあるって言う存在を知っていただいて 自分でも使ってみて、そして周りの人に ぜひ広めていただければ嬉しいです。 はい。では、今回はこれにて終了させていただきます。 (全員)ありがとうございました。