(森田)みんなで楽しむeスポーツのセッションを始めさせて いただきます。 ファシリテーターを務めさせていただくチームアイコラボ、 アイコラボレーション生野理事長の森田です。 ご登壇者は日本支援技術協会の田代さん、 テクノツール株式会社の島田さん、 チームアイコラボから山本さん板垣さんです。 皆様よろしくお願いします。 自分は昔ゲームをやっていたのですが障害を受け、 今はゲームを諦めています。 でもこのセッションを聞いたらちょっとやってみようかなと 思うかもしれません。 (島田)テクノツールの島田と申します。 テクノツールはですね、もともと試合不自由の方向けのパソコンとか スマートフォンの入力機器を開発してきました。 私自身は2012年からテクノツールに入りまして、 アームサポート腕の動きをサポートするような器具と言うものとか、 あと最近では今日のお話にも出てくるNintendo Switch公式コントローラーの フレックスコントローラーと言うものの開発とか普及に携わってきました。 今日はよろしくお願いします。 (田代)一般社団法人日本支援技術協会の田代といいます。 よろしくお願いします。 私ですね、今まで大体30年位肢体不自由の支援技術製品を 普及させるためにための活動をしてきました。 いくつか企業さんとか団体さんとかをたどって今に至ってるんですけども、 ずっと一貫して思っている事は、誰でも楽しく生活できる工夫を広めると 言うことを心情にやってます。 慈善事業としてやってるんじゃなくて、 営利事業としてこの分野が成り立つようにどうしたらいいのかなぁと 言うことをいつも考えながらやっております。 今日も活動の1つとして参加したいと思います。 どうぞよろしくお願いします。 (山本)特定非営利活動法人アイコラボレーションで理事長をしております 山本と申します。 滋賀県の方で障害者就労継続支援B型の作業所をやってるんですけど、 私自身は20歳まで健常者として生活をしてて、それ以降、 事故で車椅子になったと言う経緯があります。 今回のテーマっていうのがeスポーツと言うことで、 eスポーツ歴は大体30年になります。 今日はよろしくお願いします。 (島田)eスポーツ歴30年の山本さんを前に、私がeスポーツについて 語るっていうのはプレッシャーなんですけど、まぁ僭越ながらまず初めに 今日のお話の土台となる部分を お話しさせていただけたらと思います。 皆さん、eスポーツって聞いてどんなことを思い浮かべるのかなあと、 人それぞれイメージがあると思うんですけど、 私の場合は、当初eスポーツと言うのを知った時は、 賞金の累計がめちゃくちゃすごい金額が出るぞーとか、 トッププレイヤーの年収がとんでもない額だぞと言うこんなこうゆうお金の話とか、 新しいビジネスとして相当ポテンシャルがあると言う話が結構先行してそうゆう話が eスポーツでされていたじゃないかなぁと思います。 じゃあeスポーツってのはこういうごくごく限られた トッププレイヤー達のものなのか、ほんとにそうなのかなていうのが、 今日のスタートかなぁと思ってます。 スポーツは本来、一部のプロ選手とかスタープレイヤーのものだけでは 無いのじゃないかなと思います。 例えば、世界で1番遊ばれているスポーツがサッカーだと言われてますけど、 サッカーってこのバルセロナにいるメッシ見たいな超トッププレイヤーだけの ものでは無いですよね。 メッシ以外にもプロ選手がたくさんいますし、日本にもJリーグがありますし、 JリーグのなかにもJ1からJ3まであって、 その下にもさらにいろいろな階層があってあります。 もっと言うと、地域のクラブみたいなところとか学校の部活っていうのもありますし、 まぁ後は近くの公園でちっちゃい子たちが遊んでボール蹴って、 これも立派なサッカーの楽しみ方の1つだと言うふうに思います。 もっと言うと別に自分でボールをけらなくても、 誰かが試合してるのを見てわーっと盛り上がって、 これだって立派なスポーツの楽しみ方なんじゃないかなと思います。 こうやって考えてみるとサッカーもeスポーツ、 ゲームもやっぱり共通する楽しみ方の多様性っていうのもはあるんじゃないかなと 思います。 そもそもですね、スポーツの語源ていうのは、 ラテン語でデポルタールなんですけど、 これは気晴らしとか遊びとか楽しみ・休養とか結構広い概念の言葉から スポーツって言うものが生まれてます。 なので、eスポーツで体を動かしてないから、スポーツじゃないよねみたいな批判も 結構あるんですけど、そもそも語源から考えてみると、 ちょっとずれてるというかスポーツと言う可能性を かなり小さく捉えてしまってるんじゃないかなと思っています。 で、さらにこの祭典で取り上げるテーマであるので当然なんですけども、 eスポーツっていうのは画面の中でバーチャルの世界で行われるものなので そもそもいろんな違いを乗り越えて、いろんな人たちが一緒に楽しめる非常に インクルーシブなものなんじゃないかなぁと思ってます。 例えば僕の体験で行っても僕は今8歳の子供がいるんですけど、 彼らとリアルスポーツで対決したらまず負けないんですよね、 走るのもまだ僕のほうが早いしバスケやってもサッカーやっても 絶対負けないですけど、ゲームは結構ボロ負けするんですよ。 スマッシュブラザーズとかあっという間に抜かれましたし こうゆうFTSのゲームとかも僕は全然上手くならないのに あっという間に僕なんかより子操作できるようになってたり 平気でそういうことが起こってますね。 他にもテクノツールには脳性麻痺のプログラマがいるんですけど、 彼すごくゲームが好きでですね、 今回のコントローラーの開発にも携わってるんですけど、 彼なんか僕より一回り以上年上だし脳性麻痺なので結構肢体不自由なんですけど、 僕より全然ゲームがうまいですね。 まぁこういうことも、リアルスポーツだったら起きないです。 そもそも僕と彼が同じスポーツで戦うと言うことすら難しいですけども、 まぁeスポーツであったらそういう事は当たり前のようにできて、 当たり前のように僕が負けると言う事態が起こってる。 これはすばらしいeスポーツの1つの例を表している可能性を示している 1つの例かなと思います。 でもまだまだeスポーツも当然完璧ではなくて、 いくつか課題もあると思ってます。 大きくコンテンツとコントローラーとルールと言うものに分けましたけども、 ゲームの開発に携わっている人、ゲームのコントローラーを作るのに携わっている人、 後はeスポーツの文脈で言うと、大会とかイベントと言うのは欠かせないので、 こういうところのルール、カテゴリー分けとか会場の設備とか人員の配置とか こういったところへの配慮とか工夫とかが求められてくるかなあと思います。 で、そんな中ですね、いっこ大きなトピックかなと思ってるのが 今年の全国都道府県対抗スポーツ選手権国体のeスポーツみたいなのがあるんですけど ここでセガさんのぷよぷよがですね、非常に画期的なレギュレーションを出してました。 まず、そもそもぷよぷよっていうのは結構いろいろな配慮がされているスポーツで、 難易度の調整とか色味の調整もできますし、 もともとかなりいろんな人が楽しめる工夫を入れてきているんですけども、 そこでさらにコントローラーの部分ですね、 任天堂ライセンス商品なら使っていいよって言うことで つまり僕たちが、フレックスコントローラーと言う任天堂ライセンス品があるんですけど、 あれを使えば参加できると言うことになります。 で、あと最後にルールのとこですね、ルールのところ、 コンテンツはぷよぷよをしている、コントローラーはかなり幅広く 今回受け止められることになるって、 ルールのところはこのぷよぷよのホームページの下を見てもらうと書いているんですけど、 障害のある方で参加する場合は事前にご連絡くださいと言うふうになっているのと 何らかの配慮なり工夫って言うのをしてくれると思います。 と言うわけでこういう風にですね、障害者部門ではないわけですね。 障害があろうがなかろうが同じ土俵に立って純粋に勝負をしていこうっていうのが 今回のeスポーツ選手権で押し出されていると言うことです。 なのでまぁこういう機会が早速できてきましたし、今後もっともっと増やしていくためには どういうことをやっていけばいいのかなと言う、 可能性があるんじゃないかなぁと言う話を 今日はできたらいいかなと思ってます。 (森田)島田さんありがとうございます。 そもそも自分を始め、重度の障害のある人ができるっていうのが いまひとつイメージがわかなかったのですが、 今お話を聞いてかなり希望が持てそうな気がしました。 山本さん、ゲーム好きが多いですよね、 よろしくお願いします。 感想いかがですか。 (山本)僕自身もゲームが好きで、結構ね、30年っていましたけど、 昔車いすバスケットボールチーム所属してて、 練習をした後にチームメートの家にそのままいって、 夜な夜なぷよぷよであったりとかストリートファイターツーを 一晩中やってるっていうのが結構あったりした位、好きなんです。 実際、現在はどうかとはわからないんですけど、 僕が事故して入院した当時にですね、 病院では頸椎損傷の方はやっぱり手が動きにくい、 その訓練にもなるということで、 実はファミコン持ち込みありあったんです。 で、病室にファミコンを置いていてゲームをする。 ただやっぱりそういう早いゲームとかはなかなか難しくて、 やっておられるのが麻雀やったりとかしてましたけども、 けどやっぱりそういうゲームを、 楽しいことをして自分の機能回復になると言うところでいろいろ 活用されている言う部分もすごいなと思ってたこともあります。 けど今はファミコンにしても、ファミコンじゃないわ、 スイッチにしてもプレイステーションにしても十字キーと ABボタンだけじゃないなくって、人差し指のところに ボタンがあったり、中指のところにボタンがあったり、 なんやスティックみたいなものがあったりかなり操作が複雑に なってきていると言うところで、結頸椎損傷の方にはちょっと 難しいんじゃないかな、さらに重度な人やったらさらに 難しいんじゃないかなと思うところなんですけども、 今回はそういうところの支援をするようなききやが機器が紹介されると 言うことでものすごく楽しみにして今回参加をしています。 (板垣)ありがとうございます。次に重度の障害の方ってゲームが できるのって言うお話に次は移るんですけども、先ほど今日は 機器の紹介をしていただけると言うお話があったので、 次にみんなもワクワク楽しみだと思うのでそういう機器の紹介を 島田さんと田代さんからしていただこうかなと思います。 (島田)はい、ありがとうございます。さっきの僕の話でも 何回かフレックスコントローラーって言うワードを出させてもらったんですけど、 これは僕たちがですね、開発をしたNintendo Switch公式のコントローラです。 で、僕たちだけで開発したわけじゃなくて、厳密に言うと開発は 株式会社ホリと言うですね、ホリコマンダーとかホリパットって言う ファミコン時代から任天堂さんと付き合いの古いコントローラメーカーさん、 ここが開発してくれて僕たちは監修と言う形で携われてもらえました。 どんなところに特徴があるかと言うと、まずいっこ大きいのが なんといっても公式ライセンスだと言う所ですね。 これが出た事でさっきのぷよぷよの大会も実現できたと思いますし、 つなぐだけで動くって言うだけでことで動作が安定しているというのが あります。 あとパソコンのゲームでも遊べます。 どうやって遊ぶのかと言うとこのコントローラーは要は ハブみたいなものです。 この左の写真に写っているようにUSBのポートとか、 スイッチをさせるジャックがバーっと穴が開いていて、 まぁここに自分の使いやすいジョイスティックとかスイッチ、 外部スイッチとかですね、をつないでいくとNintendo Switchのジョイコンと 言うものに縛られずに自分なりの方法でゲームが楽しめますよと言うことです。 単純にそれが、単純な使い方ではあるんですけど、さらに先の高度な 補助機器のつないだ外部スイッチの役割をいろいろ変更させたり、 あるいはそのスイッチの押し方を変えることで複数の入力が できたりします。 例えば短く押すとAボタン、2回連続で使用するとBボタンが、 一定長く押すとXボタンがみたいな、後少ない外部スイッチで複数の 入力ができると言うことができたりとか、後は視線入力ですね、 目の動きで遊ぶって言うこともできるようになっています。 この辺はですね、次のスライドでビデオを見ていただいたほうが 早いと思いますので。 (動画)ユーザの方々が作ってくれているビデオです。 (板垣)すげー。 (島田)彼は神経難病の患者でもあるんですけどゲームやろうぜプロジェクトと言う ことでいろいろな活動されている事方が作られたビデオですね。 後ろから見ると全く何もやってないように見えるんですけど実は、 顎に置いてあるジョイスティックと視線入力でこれだけのスピード感を 求められるアクションゲームができて、 ちゃんと最後コンピューターに勝利してる。 間違いなく僕より強いですねこれは。 そうゆうビデオです。 (田代)私が紹介するのはMicrosoftのXboxって言うゲームマシンが あるんですけどもそれををお好みのデバイスのスイッチだとか あるいはジョイスティック何かをつないでプレイできるようにする コントローラー、Xboxアダプティブコントローラーをって言うふうに 製品名はなってます。 先ほどテクノツールの島田さんが紹介してたフレックスコントローラーと 立ち位置は全く同じものですね。 対応するゲームマシンがあってMicrosoftのXboxだと言うことになります。 これも要はスイッチをつないでスイッチにいろんな役割を 持たせることができて、あるいはその役割を 変更していくことができるといったものですね。 これもですね実はビデオがあります。 あれなんかどっかでさっき見たようなって言う感じの人が 出てきますけども、このビデオを見ていただければ よくわかると思いますので、 先日あのMicrosoftさんの公式YouTubeで紹介されたものです。 このXboxコントローラーがどんなものなのかということが よくわかります。ではビデオお願いします。 (動画)自分に合ったカスタマイズできるコントローラー、 Xboxアダプティブコントローラーは、 この動画ではXboxアダプティブコントローラーの概要を ご紹介します。 これまで標準のコントローラーではスティックがうまく動かない、 コントローラーのボタンが小さくてうまく押せないなどの 苦手さがある方が多くいました。 Xboxアダプティブコントローラーを使うことでボタンが 固いと思ったときに自分が使いやすいスイッチに取り替えることができたり、 頭や足でボタンを操作することが可能になりました。 僕たちはこうゆうデバイスを待っていました。 もちろん自分の機能を最大限に発揮してゲームを楽しめるって言う事は リハビリテーションの一環にもなります。 たくさんのスイッチがジョイスティックの中から自分に合ったものを 見つけ、Xboxアダプティブコントローラーと一緒に自分だけの やりやすいゲーム環境を見つけてください。 Xboxアダプティブコントローラーの上を向いてる面には、 大きな2つのボタンと方向パッドなどがあります。 コントローラーのボタンが押しにくい場合、この大きなボタンを Aボタンとして使うことができます。 Xboxアダプティブコントローラーの1番の特徴は、 背面にある19個の3.5ミリメートルの接続端子です。 ここにスイッチをつなぐとAボタンや方向パッドの 操作がスイッチで操作できるようになります。 スイッチはこのようにかちっと音が鳴るまで差し込みます。 これで準備オッケー。 ボタンがスイッチで押せるようになりました。 また側面にはUSB 2.0のポートがあり、左右のスティックの 代わりとなるUSBのジョイスティックを繋げられます。 Xboxアダプティブコントローラーをゲーム機本体につなぐ方法は 二通りあります。 1つは背面のUSBタイプC電源ポートから有線で繋ぐ方法と、 ワイヤレスゲーム機本体につなぐ方法です。 コントローラーの底面には三脚やアームなどの音を取り付ける ネジ穴があります。 車いすのフレームにアームをつければ、しっかりと コントローラーも固定できるようになります。 XboxアダプティブコントローラーはXbox以外にも パソコンやスマートフォンのゲームでも使うことができ デバイスを問わず楽しむことができますね。 さぁいかがですか。 自分の新しいゲームスタイルが見えてきましたか。 ぜひ同じようにゲームをプレイしたいと思っている皆さんも この動画を参考にして私たちと一緒にゲームを楽しみましょう。 (田代)はい、と言うことで紹介でした。 (森田)ありがとうございます。 今の、ずっと長いこと僕もステイホームしてるんですが 最近いろんなことやりすぎてやることがなくなってきたので、 これを利用させていただいてですね、ステイホームできそうな、 楽しめそうな感じがしてきました。 (板垣)こないだ僕も参加させていただいた田代さんのeスポーツの 体験会をされたと言うことで、それのご紹介を次にいただければと 思います。 (田代)はい、そうなんです、今のXboxアダプティブコントローラーと、 その前にテクノツールの島田さんから紹介があった Nintendo Switchの対応したフレックスコントローラー、 この2つのコントローラーを使った体験会をですね、 実は4月の頭に神戸で行いまして、一応スリーデイズと言うことでやったんですけど、 このコロナ渦って言うこともあってたくさんの方に 参加していただける事は難しかったんですけど、 でもこれをリアルで体験してもらわないとだめだよなぁと 言うことがあったので、決行させていただきました。 その時の様子をですね、少し5分位にまとめたものがありますので それをちょっと見ていただいて、 ちょっとコメント挟みたいと思います。 では動画の方をお願いします。 (動画:田代)えーっと、4人の方に体験していただきました。 脊椎損傷の方、脳性麻痺の方、ミオパチーの方とその家族の方。 まずはXboxなんですけども、最初スイッチでプレイしてもらいました。 彼、脊髄損傷なんですけども、今テクノツールさんの、ジョイスティックで 操作してもらってます。 まぁ、ぷよぷよを使ってもらってますね。 スイッチを外に出してですね、共同でプレイすると 言うこともできるんですね。 今、親子でやってます。 これもね、ゲームの楽しみ方の1つだと思うんですよね。 彼はちょっと細かい操作が難しいと言うことでした。 今度はジョイスティックを使わずにスイッチだけで。 今度はですね、脳性麻痺の方にやってもらいました。 今少し映ってましたけども、足でアクセル操作、 お父ちゃんは右ボタン、お母ちゃんは左ボタンと言うことで 車運転してます。 非常に盛り上がりますねこれ。 後、コウパイロット機能っていうのがあって、 標準コントローラーと共同でできます。 板垣さんが標準コントローラーを使ってますよね。 彼はアクセルだけをやってこんな感じです。 今度、Nintendo Switchの方でどんなことをしたかと言うと、 フレックスコントローラーを使ってジョイスティックですね。 山本さんに体験してもらいました。 テクノツールのアナログスティックを使って方向を決め。 彼女はミオパチーの、同じようにジョイスティックとボタンで マリカーをやってもらってましたね。 今度ですね、フレックスコントローラーを拡張して 視線でやってみてもらいました。 少し見てもらおうと思うんですけどね。 全く視線だけでやります。 えー、すご!えー、すご!うそん!うそん! 画面上にですね、ボタンが表示されていると思ってください。 そこを見るとそのコマンドが発出されますね。 さっきの脳性麻痺の子と。 体がね、動いちゃうんですけど、でもちゃんと視線は追跡されています。 最初はね、これはオートアクセルでやってるんで割と難易度は低いんです。 この後ですね、難易度をちょっと高めた画像も出てくるので。 これはちょっと慣れてきた感じですね。 これは実際彼がやってる時の画像ですね。 ちゃんとコーナーを曲がってるんですね、わかると思うんですね。 これはちょっと難易度を高めてアクセルを足でやってもらいました。 で、視線だけでコーナーを曲がる。 カチャカチャ言ってますよね、あれアクセルを踏んでるんです。 で、マリカーに飽きたので今度は桃鉄をやろうと言うことで。 実は私も家で桃鉄をやってて結構楽しいです。 ワンシーズンやったんですよ枯れ、全部ひとりで。 飲み込みすごく早いですよね。 最後はマイナス5280万と、借金を背負わせて帰っていただきました。 とっても楽しかったですね。 ゲームって楽しいなぁとほんとに改めてこの時思いました。 以上が体験会の様子なんですけども、ちょっとほんとに こじんまりやったんですけど、 実はこういう風にこじんまりやったほうがじっくり体験できて いいんじゃないかなと言うふうに実は思いました。 最初人が集まらなくてちょっとなあと思ったんですけど 結果的に、とっても良かったですね。こんなちっちゃな大会ですけども いくつかこれからもやっていきたいなと思いました。 とても可能性を感じたイベントでしたありがとうございました。 こないだねー、ちょっと気がついたことがあって、 僕はあのサッカーはやらないんですけど野球はやったりするんですけど、 野球って試合のことをゲームって言うじゃないですか。 サッカーでも試合のことゲームって言うじゃないですか。 ゲームを始めるときになんていうか、と言うとプレイと言うんです。 だからゲームってこういうと何かダーティーなイメージを 持つちょっと、お年寄りの方もいらっしゃいますけど、 でもゲームなんですよ。 リアルのスポーツもeスポーツもゲームなんですね、 で、始める時はプレイって言うんですよ。 と言うことにこないだ気が付きました。 (板垣)なるほど、もうほんとにその通りですね。 (田代)この間ね、ほんとに印象に残ったのは、 お父さんとお母さんが一緒に参加していた方が いらっしゃったんですけど、家族で、 1つのゲームに向かって役割分担をしてやると言う あの絵面がとってもよくって、 とても盛り上がってるんですよね。 そういうのも、例えば家庭でもやってもらえるとなんか コミュニケーションが豊かになるし、いいんじゃないのかなあと 思いましたね。 (島田)分担プレイができるのは、新しい可能性かなぁと ほんとに思います。 なんか、最初から全部自分でやらなきゃいけないってなっちゃうと 私には無理とかこの子には無理ってなっちゃいがちなんですけど、 そうじゃなくて役割の一端、 一興になってもらえれば、それだけでもかなり楽しいし その子のレベルだったら 興味や関心を伸ばすきっかけになったりするかもしれないし、 何か、プレックスコントローラーもアダプティブコントローラも コントローラーを分割できると言う切り口で見ると、 また新しい遊び方ができるなって感じてます。 (田代)特別支援学校さんとか療育センターとかでも、 子供のコミニケーションを育てるためにAACとかを やりますけども、その中でもやっぱり大事にされているのは、 全部参加じゃなくて部分参加でいいから、 要は自分の役割をちゃんと持って、それの後達成感というかね、 自分がやったよ、僕これできたよって言うその心を育てるというか、 それが大事なんだよっていうのが当たり前のように言われている、 そのそういう意味ではこのゲームで言う役割を分担して その1部を担うと言うのはとってもいいと思うんですよね。 しかも盛り上がれると言う。 (島田)そうなんですよね、自然に盛り上がれると 言うのは素晴らしいですよね、 ゲームのすばらしいところですよね。 (山本)実際こないだ僕も体験会に寄せていただいて、 いろんな機器を試させてもらったんですけども、 どっかやっぱり普段、手で子供と一緒にスイッチをする中で、 手で操作してて、それとの違和感っていうのがかなりあるんだろうなと 思いながらよしててもらったんですけども、 実際やってみると全然違和感のない、 視線入力なんかまさに手でやってるのとそんなに変わらない感じできて、 当然ながら1位は取ったんですけども、 なかなか操作の、操作感のいいというか、 みんながそれでやればね、まさに同じ土俵で、 同じゲームができると言う、できるんじゃないかなぁと 言うのは思いましたね。 (板垣)フレックスコントローラーは開発に島田さん 携わったって言うお話だったんですけど、 開発するときにすごい大変だった、とかこのアイデアはすごいいいなとか、 取り入れたとか、そうゆうお話があればお聞きしたいです。 (島田)はい、ありがとうございます。 そうですねやっぱり、僕にはわからないニーズっていうのは 間違いなくたくさんあったので、そういうものをいろいろ 盛り込めたっていうのは大きかったですね。 まぁ例えば、さっきちらっと言いましたけど、 1つの外部スイッチの押し分けで違う入力ができるって 言う話をしましたけども、 あれなんかもまさに一緒に協力していただいた当事者ゲーマーの方からの 意見から生まれたものですし、後、視線入力のソフトについては、 今も日々ユーザさんからの意見を踏まえながら、 昨日もちょうどアップデートしたんですけど、 毎日毎日アップデートの開発をしていたりするので、 やっぱり当事者の方の声っていうのは、間違いなく生きてくる、 非常に頼りにさしてもらっていると言う状況ですね。 で、うちは、プログラマーがね、たまたまなんですけど 2人とも脳性麻痺のプログラマーなので、 うち1人は今回の視線入力ソフトの開発をきっかけにゲームに どハマりしているので、 さっき僕が話に出した人ですけど、 彼なんかは自分がゲームをやる中で、この機能があったら もっとやりやすいって言うのをどんどん自分から 提案して実装して本番のアップデートに乗っけてみたいなことを やっているので、 身内に、当事者の開発者がいるっていうのは結構、今、でかいですね。 まさにうちのプログラマーもオンラインでうちの子供たちと 対戦したりもしているので、 まぁボコボコにされてますけどね、 子供たちの方が強いゲームもあるんですけど、 まぁほんとに、こういう風に世代も超えているし、 距離も超えているし、障害の有無なんて全然関係ないフィールドでやってますし、 そういうことが当たり前のように起こってくるっていうのが eスポーツって言うゲームの魅力だし、 可能性だと思っているのでそういうのをもっともっと引き出して、 広めていくと言うことを、僕たちテクノツールはやっていきたいと思ってますし、 板垣さん達もですね、 支援技術協会の方々ともですね、 いっしょに今後やって行けたらと思っています。 今日はありがとうございました。 (山本)実際、見るのもスポーツと言うことなんですけど、 やっぱりやって楽しい、実際に体験してほしいと思うので、 ぜひぜひ田代さんにはアイコラボの拠点のある滋賀県、京都、三重県まで ぜひ体験会を開いていただければと思います。 僕たちも集客のほうはがんばりますのでよろしくお願いしたいなぁと思います。 今日はありがとうございました。 (田代)今リクエストもいただきましたし、 体験会は企画をして実行していきたいと思いますので よろしくお願いします。 まぁ、ゲームです、 プレイしましょう、プレイ、 以上です。 (板垣)ありがとうございます。 では、お三方、お四方の方、 ありがとうございました。